派遣社員の管理人です。入社後、2日目が辞めたいピークでした。当時の思い出話です。派遣社員の業務指導ってどんな感じなのか、知りたい人だけご閲覧ください。
※この記事に有意義な情報は一切ありません・・・
初日・勤務前から強めの注意
アシスタントとしての勤務だったのですが、初日から私がつく社員さん(男性)はかなり緊張していました。
オフィスに向かう階段で、顔がこわばっています。「社員が多いフロアだからね。これまでの部署とは違うから、厳しいよ」と脅しのようなトーンで言われました。「ご迷惑かけないようにします」と答えると「そうじゃなくて! しっかりやってよ!」また強い口調で返されます。
ネガティブな言葉を浴び続け、どんどん体がこわばってきました。恐怖と緊張でがちがちです。
担当社員以外は皆さん優しい
フロアに入り、担当社員さんと挨拶まわりです。皆さんそんな雰囲気はなく、明るく挨拶してくれます。ただ私はガチガチなのでまわりが把握できず、ただ必死に頭を下げていく。
その後、席につくと「かなり緊張してるね。大丈夫?」と担当社員さんに言われました。お前のせいだよ、という気力もないほど不安と恐怖に襲われてました。
それから業務説明が始まっても強い脅し声。「この人、面談の時は普通にしゃべってたのに、このフロアでは普通のトーンで話せないのかな」と怖くなってきました。
私は強烈に「…失敗した。入るとこ間違えた」と確信しました。
怒鳴られながら業務を教わる
私が業務に慣れてないのが悪いのですが、ずっと怒りを含んだ声で説明を受けました。隣の席ですし、私はこの人のアシスタントで入っているので逃げ場がありません。
私からは絶対、話しかけないようにしようと思っても、初日です。「その部署ならでは」のどうしても聞かなくちゃわからないことを質問してもキレられる。
みじめ。恥ずかしい。
静かなフロアなので、担当社員さんの怒鳴り声が響き渡ります。これが正直、応えました。大きな声で怖かったし、恥ずかしかったです。
しかも大きな声で罵倒されている人はいませんし、こんな口調で会話している社員さんたちもいません。
初見の業務で叫ばれる
シートが10枚ほどあるexcelファイルを開き、「こことここを足し込むんだよ」とセルを指定され、電卓を渡されます。
たくさん数字が入ってます。何が書かれたシートなのか、何の数字なのか、何を求めようとしているか確認していると、5分もたたないうちに、PCをのぞき込んできます。
で、「こことここをこうやって足すんだよ!」とバンバンバンと電卓に数字を打ち込み、そのまま机に投げつけられました。
静かなフロアに響く怒声
会議室の予約方法を教わった時は「もう無理」と思いました。
どんどんクリックしていきますが、クリックごとに画面が切り替わる。当然、どれも初見の画面なので少し複雑になると手が止まります。
その瞬間、「どこ見てんだよっ!!! ここだよ!」と担当社員さんが叫びました。
朝のシーンとしたフロアです。皆さん、気づいていたと思います。
その後もグラフの作成、社用メールアドレスの選択方法、とにかく些細な業務でも声に怒気が含んだ状態は変わりませんでした。
涙が出て電車に乗れない。街を徘徊する
終業後、1人になった途端、道で泣きました。もう終わりだなと。
荷物はすべてまとめてカバンに詰め込んできました。
涙が止まったタイミングで電車に乗りましたが、結局、電車内でも悔しくて、みじめで涙が出ました。
人材会社の営業は「辞めていいよ」とは言わない
私はフラフラして、涙目で、声もまともに出なくなってました。
午後、派遣会社の営業の方が「大丈夫?」と声をかけて、「大丈夫じゃないですよ・・・」涙声で答える私はそれ以上、会話できる状態ではなかったのを察したのか、そのまま去っていきました。
しばらくして私から面談を申し込み、窮状を訴えましたが、「辞めていいよ」とは言われませんでした。派遣会社としては契約期間が残っているし、私の体調よりは派遣先との関係が大切でしょう。
ただ本当に、起きたら会社に行けなくなるかもしれない、ということは伝えました。
話を聞いてくれるだけです。
「発言はメモしておいて」と言われましたが、それ以上はないです。頼る相手ではありません。
対策はない
いつバックレてもいいように職場の荷物はすべて持ち帰っていました。
本当に体調不良で出社できなくなる恐れもありました。
入社後、一週間は2,3時間ほどしか眠れませんでした。目が痛かったです。はたから見てもわかるくらい、やつれていきました。
バックレられなかった
しかしバックレる勇気はなく、3か月後、更新はしないという期間満了で辞めることができました。本当に長かったです。
「更新しない」と納得してもらうのも凄まじく大変でした。
「退職代行」はこういう人が使うのか…と納得したり。
その話はまた別の機会に